8/12発売の日経新聞に面白い記事があった。Dwave Systemsが『2000Q』という、今までの一億倍速で動くコンピュータを発売したというモノだ。本コンピュータを使用することにより、AIや自動運転の突破口が見つかるかもしれないとのことだ。

 

従来、三ビットの計算には2の三乗=8回の計算が必要だったものが、2000Qだと、一つの情報単位が一でもあり0でもあるため、一回の情報処理で済むと書かれている。

 

絶対零度下でしか稼働しないが、三年かかる計算が一年で終わるようになるとのことで、フォルクスワーゲンが北京空港まで渋滞に巻き込まれないルートを探索するテストした際には、10000台中、418台が数秒でルートを導き出したという。従来は三十分かかっていたとのこと。

 

量子は観測するまで、1でも0でもないという特性を利用しているのだろうか。調べてみたが、理論だけでの理解は難しい。今度シュミレーターを利用して理解に努めたい。

 

ところで、この量子コンピュータだがキチンとした答えを導き出すには、正しい数式と適切な値を入力してやる必要がある。その辺は従来のモノと変わらないらしい。

 

AIや自動運転、特に後者で求められるのは、正しくない数式と適切でない値が入力されたとき、すなわち、事故が起こった際、適切な対応を取ることだ。事故の定義をきちんと数式化して入力できれば、自動運転も現実になるかもしれない。

 

しかし、結局、そのあたり人間次第というのは変わらないようだ。